がんの超早期発見は、髙原喜八郎式「腫瘍マーカー追跡法

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早期発見・発病予防

早期発見・発病予防

 

早期発見と発病の予防

がんはある程度まで進行してしまったならば、非常に完治が難しくなります。手術で摘出できる規模であっても、大きくなっていればいるほど完治率は低くなります。しかし、がんに勝つための切り札となるものがあります。それは、早期発見・早期治療をすることです。
あらゆるがんは、早期で治療すれば飛躍的に完治率が高くなります。特に胃がんなどは、早期治療ができれば、ほぼ100%完治することができるようになってきました。早く見つけて、早く治療するということが、がんと闘う場合の最も大事なポイントなのです。それさえできれば、がんといえども恐ろしい病気ではないということができます。

実際、近年において政府は「がん検診」に力を注いでいます。がんの根本的な治療が未だ確立されていないため、最もがん撲滅に効果を表す「早期発見・早期治療」を可能にする「がん検診」こそが重要であるという認識に立ってのことです。しかし、この「がん検診」にもいくつも落とし穴があります。各自治体や企業が行っているがん検診は、多くの場合、胃がん検診、肺がん検診、大腸がん検診、乳がん検診、子宮がん検診ですが、正しくは喉頭がんもあれば膵臓がんもあり、白血病もあります。こうしたがん全体を網羅する検査ができないのは、戦場に行って体の一部しか防弾チョッキを身に着けていないのに似ています。


もうひとつの落とし穴は、今のがん検診の中心となっている検査法です。映像を目で見てがんの塊を見つけるという画像検診は、一般的に言うとだいたい1㎝ほどの大きさのものしか発見することはできませんし、ヘリカルCTといわれる優れた画像診断マシンを使っても、5㎜ぐらいまでしか認識できません。3㎜、2㎜となるとこれはもう不可能です。そのため当院では、独自に開発した「腫瘍マーカー追跡法」を用いることで、さまざまながんを極めて早期に発見し、発病予防を実現しています。

さて、私共は40歳台に入りますと毎日体内に4~5千個のがん細胞が発生しておりますが、通常の免疫抵抗力があれば、発生した5千個くらいのがん細胞は全部免疫抵抗力によって撃滅されているので発病とはなりません。しかし不幸にして多くの心身のストレスによって免疫力低下が数か月以上続いた場合に、撃滅されずに生き残ったがん細胞が分裂増加を重ねてゆき、約10年位経ちますと約1g台のがんの固まりとして存在するようになります。こうなってしまうと、幾何級数的な速さでがんとして増大し、他の臓器や場所に転移して(ステージⅢ~Ⅳ以上)、最悪の場合には死亡へつながることになるわけです。


腫瘍マーカー検査追跡法とは、がん細胞が存在していることの目印(マーカー)となる物質の総称である「腫瘍マーカー」を使った検査のことです。がんが「がん」として認識される以前の状態で察知し、対処することができます。検査は、血液検査のみなのでいたって簡単であり、わずか数分で終わってしまいます。費用も2万円ほどです。

私どもは、実際に、この腫瘍マーカー追跡検査法を用いて、がんの早期発見を行ってきました。いや早期どころではない、「超早期」に発見しているのです。通常、「早期発見」という表現は、1cm大に増殖したがん細胞の塊を発見した場合に用いられています。しかし、この検査法なら1cmに満たない微細ながん細胞の塊を発見することができるからです。3mm、1mm、目には見えないほどのごく微細ながん細胞の塊であっても発見できると考えています。

こうした個人の平常値の追跡によってがんの超早期発見を目的とするシステムを、「腫瘍マーカー追跡法(TMT)」といいます。単に検査するだけではなく、「追跡」しないと意味がありません。ですから、検査は年1回では少なく、年2~3回が理想の検査頻度です。TMTによるがんの発見率は、過去20年の検査経験では、約1%に達します。がんに達しない「異常値」の出現率は、約30%に及びます。

検査の結果、加療が必要と判定された場合には、色々な免疫療法を半年ほど実施しながら、マーカー値の変動を調べていくことになります。また、患者さんにとっては代替医療の病院で意見を聞くことも大事なことですので、必要ならそれらの病院をご紹介いたします。


いずれにせよ、数値というものは心のありよう、言いかえれば「希望」のために使うべきものであり、数値だけに一喜一憂し振り回されないことが重要です。
腫瘍マーカー追跡法(TMT)に「卒業」はありません。がんの超早期発見と発病予防は、各個人の生き様その物であると言えます。そのことを、皆さまそれぞれが肝に銘ずべきものであると考えられましょう。

がんが怖くないという人は誰もいないでしょう。むしろがんになったらしょうがない、運命だとあきらめていませんか。あなたの地位と財産は血の出るような努力で築き上げてきました。しかし、いかに有能な方でも、絶対にがんにならないということはできません。その歯痒さを解消するために、当院ががんを早く確実に発見し、早期のうちに撲滅する手助けをいたします。

No. コース名 費 用 備 考
1 ベーシックコース
15,000円
男性用6項目、女性用6項目
2 スタンダードコース
20,000円
男性用8項目、女性用8項目
3 スタンダードコース
+胃癌要因
25,000円
男女共通(Hピロリ、PGⅠ/Ⅱ比)
4 スタンダードコース
+肺癌マーカーすべて
25,000円
28,000円
男性用(基本8項目+3項目)
女性用(基本8項目+4項目)
5 上記3
+胃癌マーカーすべて
30,000円
男女共通(12項目)
6 膵臓癌マーカーのみ
7,000円
3項目
7 肝・胆系マーカーのみ
9,000円
4項目
8 卵巣癌マーカーのみ
9,000円
4項目
9 乳癌マーカーのみ
6,000円
3項目
10 膀胱癌マーカーのみ
9,000円
2項目

1回あたりの費用です。(税別)団体割引有。

 

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